【目標としての学ぶ、手段としての学ぶ】
category : コラム 2017.6.27
「学ぶ」とは、興味を持ち、調べ、考えて、試して、失敗して、やり直して、気づいて、自分の身につけることです。
これが「手段としての学ぶ」です。
「目標としての学ぶ」は、進学受験、定期試験、資格試験のための「学ぶ」です。この「学ぶ」は、その瞬間に点数が取れればよくて、終わったら忘れても構わないものです。
本来は「最低限の実力」として持っていてもらいたいと願ってのものですが、
クリアしないと次のステージに行けませんから
割り切って受験テクニックを身につけるのも場合によって必要です。
百人一首など子供時代の丸暗記も、人生を豊かにすることがありますので否定できません。
「手段としての学ぶ」が身についている子供は、「目標としての学ぶ」もできます。
教えてもらったことをそのまま暗記するのではなく、自分なりの方法に変えて身につけていきます。
どうしたら「手段としての学ぶ」ができる子供をサポートできるでしょうか?
「おもしろがる・興味を持つ」
「間違えても恥ずかしいと思わないで次に活かす」
「他者と比較しない」がキーワードです。
ロボプロコースでは、この思いで接しています。
「おもしろがる・興味を持つ」は、ヤル気が起きて能力が発揮されるので大切なポイントです。
「それのどういうところを、おもしろがっているのか」本人に聞くこともサポートの一つです。
大人になっても変わらない「価値観(心揺さぶられるもの)」に気づく瞬間になるかもしれません。(若狭)
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