【古田貴之先生のスペシャル授業(草津市)】
古田貴之先生が、草津市教育委員会の「スペシャル授業」をされました。授業の報告です。
古田先生は、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長、
ロボティクスプロフェッサーコース(ロボプロ)を監修。
実演されたロボットは、リンクロボット、センサーロボット、センサーボクシングロボットでした。いくつかはロボプロでも作っています。
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印象に残っていることばに次のようなものがありました。
「勉強できるようになることは、好きなことができるようになることだ」
「好きなもの(学校の科目や運動、ロボットなど)は、誰にも負けるな。(小声で)嫌いなものも大事だけれど」
どちらもよく聞くことばで、授業を受けた生徒たちもどこかで聞いたことがあるでしょう。
けれど古田先生は、14歳の時に余命8年と言われ、「きっと直してみせる」という思いをもってリハビリやトレーニングをして、「自分の命を何に使うか」を真剣に考えてロボットを作る道を選んでこられました。その上でのことばです。
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人は誰も、自分が経験したこと以上は実感できませんから、おそらく生徒たちはことばとして理解できても、まだ実感できなかったのじゃないかな、と思います。
でも、何かが伝わっていたらうれしく思います。
「好きなこと」→
「そのために必要な勉強は?」
「自分で決めたことは絶対に負けない」
という子供たちの行動につながるかかわり方を、ロボット教室でも、家庭でも、学校でもしていきたいものです。
そのためには、おとなも子供たちの見本となる行動をしないといけないですね。
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草津市役所からの報告(Facebookページ)
ほかに、京都新聞滋賀版(2018年3月1日付)に掲載されています。
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