この文章は、試験対策をあなたに伝えたい、と思って書きはじめました。
期末試験直前です。まずはこれを。
●全体像を知るために、テスト範囲の教科書を全部読む。
ざっと読む。1教科あたり15分くらい。
もっと短時間でもよい。
そして作戦を考える。
●教科書の章末の問題や小テストを、教科書を調べながら解く。
わからないことは質問する。
~~~~~~~
勉強計画を立てられない、という声もよく聞きます。こんなやり方はどうでしょうか。
●締め切りに間に合うように「はじめられない」から。
もともと興味がないので、自分で計画を立てていない。
だから、すぐに取り掛かっていない。
『あー、おもしろそう』と口に出して言いながら、はじめてみる。
●すぐに取り掛かるが、夢中になりすぎて「終われない」から。
大人でも仕事の場では、こだわりすぎて締め切りを守れない人もいる。
一番大事なものをクリアしたら一旦終わって
別のものに取り組む。
「つま先をそっちに向ける」(詳しくはもう一つのコラムに書いています)ということは、
「逃げない」ということです。
授業を面白がる、
授業中にあきらめない、
後回しにしないことです。
「後で聞こう」と思ったことはメモしておいて、
必ず後で先生や家の人に質問しましょう。
ロボット教室に持ってきてもいいですよ。
~~~~~~~
2019年6月5日に山里亮太さんと蒼井優さんとの結婚が発表されました。
その時に触れられていましたが、
山里さんは普段の出番が終わった後、
毎回「こんなツッコミをした方が良かった」
「この言葉の方が良かった」と、
改善点をノートに書いているそうです。
~~~~~~~
さてこの文章の読者の期末試験に取り組んでいるあなたは、
毎時間の授業の後や家に帰ってから、
「あとで質問しに行くこと」
「自分が一番のポイントだと思ったこと」
「授業を最大に生かすために次回すること」
を書いていますか?
「今から自分ができることは何?」と考えていますか?
~~~~~~~
「学校の授業はわからないから、塾で教えてもらう」という人もいます。
学校で6時間過ごして、
塾で同じ内容について同じ時間をかけて教えてもらっているなんて、
なんて贅沢なんでしょう。
それに、自由時間がなくなります。
問題集の問題の解き方を知るのが勉強する意味ではなく、
自分が興味あることをどんどん調べ、
チャレンジする小さな経験をするのが勉強だし、
自分が興味あることを広げて行くための道具を身につけるのも勉強です。
考え違いして、
逃げ腰で、
自分の時間を無駄遣いして、
自分にとって本当に大切な「やりたいこと」の時間を無くし、
「やりたいこと」をやるための知識や技術を学ぶ機会をつまらなく、
面倒なものに、
わざわざしている人の多いこと。
これに気づいて早めに変えたら、あなたの人生はとてもお得です。
comment closed