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「朝日教育会議2021」に古田貴之先生が登壇

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暮らしを創造する、ロボット技術 朝日教育会議
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15239380.html

「朝日教育会議2021」
ロボプロコースのロボットとテキストを総監修された古田貴之先生(千葉工業大学)がシンポジウムに登壇されたときの記事です。

一部引用します。

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 テクノロジーは高度になればなるほど、人がいかに簡単に使えるかが大事です。福島第一原発事故でロボットを投入した際に大変だったのは、現場の作業員にとって使いやすくすることでした。訓練所、マニュアル、教習メニューをつくってロボットの操縦者を養成し、改良の求めにも即座に対応しました。結果、ロボットは原発の冷却システムの再稼働に大いに活躍しました。技術は役に立ってなんぼ。どんなにすごいロボットをつくっても、現場で使えなければ意味がありません。
(リンク先より引用)
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 技術って、色々なことが出来ます。私たちがやりたいことは、ロボットそのものをつくることではなく、ロボットによって社会や未来をつくることなのです。私は子どものころに病気で車いす生活をおくったとき、車輪が足になってどこへでも行けたらいいなあ、いつか巨大ロボットのようなワクワクする技術をつくりたいなあと思ったのが、勉強を始めるきっかけでした。若い皆さんも、技術を勉強するときは、世の中にいかに届け、ワクワクする気持ちを伝えるかということに、ちょっとだけ興味をもてるといいと思います。
(リンク先より引用)
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 古田 ロボットをつくる私の判断材料は二つ。世の中に無く、それが必要かどうか。そしてワクワクするかどうかです。どちらかといえば、形よりも必要性です。ヒューマノイド(人型ロボット)は既に存在します。これからつくるなら現在のヒューマノイドができないこと、つまり、人間を超える能力があるヒューマノイドで世の中を驚かせたいですね。「すごい!」「ワオ!」に到達しない限り、技術の次の進歩はないと思っています。
(リンク先より引用)
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どう思いましたか?

私は、「子供たちが知らないうちに夢中になっているうちに学んでいる」というのがとても危険と思えて、嫌なんです。
子供たちのため、未来のためになることだったらこれでもいいですが、
同じ発想で、子供たちを戦地に送り出してしまうかもしれない。
目的が違うだけで、やり方が同じというのは危険なんです。

だから、古田さんのことばのように、
「ワクワクする気持ち」
「技術は役に立ってなんぼ」
「(子供たちが)自分で考えて、自分が望む未来を作っていく」
ことが大事だと思うのです。

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