舞鶴高専からの便り
こんにちは。狸太郎です。高専のロボットを使った授業を紹介します。
僕はまだ2年生なので受けた授業数はまだ多くありませんが、実際にこれまで経験したことをお伝えします。
1年生では、レゴブロックを使って基礎の基礎を押さえていきます。最終的にはライントレースのコースを走らせて、順位や芸術点などで成績を決めます。この段階はロボット教室に行っている皆さんにとっては簡単なものになるかもしれません。加点があるので何かしら工夫をして楽しく点数を稼げます。
次に、海外のメーカーが作った簡単にプログラミングができるものを使って軽くC言語に触れます。ですがこの段階でもロボット教室での知識が生かせます。ここでは工夫などはできませんが、レポートで目の付け所がよければ点がもらえます。
2年生でもライントレースを最終的にします。今回は生徒一人一人が最初から最後まで作ります。回路図を夏休み中に仕上げました。夏休みが終わると設計をしていく予定です。繰り返しになりますが、ロボットを最初から最後まで作るのはロボット教室では味わえません。初めてのことで戸惑いながら回路図を完成させることができました。友達はもっと苦戦していて、先生に指導されながらやっていました。先生が丁寧に教えてくれるので何とかできそうだと言っていました。
ここまでロボットに関することだけお話しました。高専ではもっと他にもできることがあります。それらは後々触れたいと思っています。難しそうに聞こえた人は安心してください。高専の先生にはプロフェッショナルしかいないので、わからないことがあってもわかりやすく解説してくれます。授業だけでは物足りないという人には僕も入っている創造科学研究会(ロボコン部)をお勧めします。入るともっといろんなことができます。
(舞鶴高専 狸太郎)
※編集部より
「舞鶴高専」とは、独立行政法人 国立高等専門学校機構 舞鶴工業高等専門学校( https://www.maizuru-ct.ac.jp/ )のことです。
狸太郎さんは、ロボット教室(ブロック)、ロボプロコースの卒業生です。
質問やツッコミ、感想、レポートを希望することなどをお待ちしています。
狸太郎さんの目で見たこと、経験したことですので、事実とは微妙に異なる場合があります。正確な情報は舞鶴高専Webサイトなどで各自ご確認ください。
質問がありましたら、問い合わせフォームよりどうぞ。
舞鶴高専の詳しいことについては、直接学校にお問合せされる方がよろしいかと思います。
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