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入試に合格したら「やりたいこと」の勉強をはじめよう

category : 勉強する, 発想を変える, ニュース 2026.1.21 
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 ロボット教室には小学校高学年〜中学生が通ってきてくれているので、入試は避けて通れません。
特にC言語でプログラミングをするロボット教室に通ってくる人には学校の成績が良い人が多く、受験時に力を発揮できるように、本人、家族の方と調整するのが常でした。
うちは世の中に多くある、受験のための塾ではないので、勉強の意味といった余計なことをお伝えしてきました。
改めて、役立つ人もいるのではないかと考え、書くことにしました。

入試で合格した人へ

 中学受験や推薦入試は、秋から冬が始まる頃に終わっているかもしれませんが、入りたい学校に合格した人は楽しみに入学を待ちましょう。
ということはなく、勉強するために進学するのですから、いつはじめてもいいのです。
今から始めてもいいのです。周りから止められても始めましょう。好きなことを勉強するのを止められて、立ち止まる必要はありません。

 入試をゴールに勉強していると、周りや競争相手と比較して1点でも高い点数をテストで取ることを基準にしてしまいがちですが、
勉強は点数でないし、競争でもありません。(研究は競争ではあるけれど・・・)

 研究は、自分がやりたい世界のことをすで研究している人が知っていることや常識としていることを知ること、理解することが第1歩です。
研究発表であれば、論文が同じ内容であれば、査読され、世界で最初に受理されて初めてオリジナルと認められます。
発明も同様に、その国の中で初めて受理されて自分が発明したことになります。

誰かが決めた正解に近づいていく勉強の先に

 入試に向けた勉強で点数は、「正解を決める人がいて、どの程度正解に近いかを点数でつける」としたものです。
大学や専門学校での勉強は、その分野の研究をするのだったら絶対に知っていないといけない、その分野の人にとって正しいものとして共通の見解とされていることです。
専門の研究は、自分が正解と考えることを、他の人を納得させる証拠と一緒に示すことです。自分が正解を決めるのです。他の人の賛成を得られないと、「ある一つの意見」として仮説にとどまりますが。
1点でも多い点数を取る受験に向けた勉強を**「勉強」**としてきた人にとって受け入れにくいことでしょうが、
正解についてけんけんがくがく話をしている場にいて自分も考えなきゃいけないし、
自分が正解を決めることにもなります。

 もちろん、助言、意見、反対意見などをもらって、もっともっと確信を持つことになるし、
自分が主張したことの責任を持つことも必要になります。
そのためにも、必死に勉強することになります。

 ただ、学部や学科によりますが、
他の人がやった研究結果と同じになるかの研究、
条件を変えて同じ結果になるかの研究
からはじめるので、やる前から怖がることはありません。

やりたいことのために勉強をはじめよう

 やりたいことであれば、何を勉強したらいいか調べましょう。
何を勉強したらいいかわかったら、今からできることもわかります。

 教えてもらうまで待つ必要はありません。
「やりたいこと」でしょう?
はじめてしまって、わからないことを入学後に先生に質問しましょう。
入学前でもいいかもしれません。

 ただ、「やりたいこと」っていろいろあるのもわかります。
私の大学生時代も、部屋ではパソコンゲームをひたすらしていたクラスメイトがいました。
ウルトラセブンのすべての回のビデオテープを並べて、再放送されない欠番回を鑑賞させてくれ、解説してくれたクラスメイトもいました。
高校時代から英語のペーパーバックで小説を読んでいたクラスメイトもいました。
演劇部や大学オーケストラのクラスメイトもいました。
テニス部や天文部のクラスメイトもいました。

 こういうことも、やりたいことなので「専門の勉強だけしろ」と言えないのはわかっています。

 そういうクラスメイトって、大学でもある定期テストでいい点数をとっているんですよね。
点数だけじゃなく、物理学実験、生物学実習で要領よく、早く、正確に進めていました。

 趣味や好きなことって、何がどう関係してくるかわからないし、役立つからって趣味を持つのは楽しくないので、こちらも好きなことに集中するのが一番ですね。

 海外の研究者と、趣味の話で仲良くなったという話も聞くので、「やりたくてやったこと」は無駄になりません。

大学の講義の先に

 大学での講義(授業のこと)は、高校までと同じような全国統一のカリキュラムはありません。
毎回「何をするか」は決めていますが、「結論は何か」は講師に任されています。
ただ、常識はずれなことはできません。
入学後すぐの基礎的科目は、その分野の常識レベルの講義です。その分野がはじまって数10年〜数100年以上となれば、常識とすることも膨大にあるので、講義は入り口を正しく伝えることまでで、あとは学生に任されます。
大学の先生の研究内容の個性が出てくるのはそのあとです。

 研究は、わかっていて、確実だと言われていたものの中から、合わないものを見つけ出すことで、その理由を説明することです。
証明されていたり大勢に確認されていないものは、仮説といわれます。
研究は、仮説を立て、それが正しいと証明していくことです。

 仮説やアイディアを出すことです。
どれだけとんでもないものでも、捨てるのは検討してからでいいのです。
検討前に捨てないで、どんな些細なことでも出していくことが大事です。

 こんな時に趣味などが役に立つこともあるものです。

さいごに

 入試に合格して一安心というのもわかります。
ただ、それはゴールではなくて出発点です。

 中学受験だと、高校受験の出発点としている学校もありそうですが、違います。
そんな、フルマラソンを走った直後に次のマラソンのスタートラインに連れていくようなことは間違っています。

 そうではなくて、「やりたいこと」のために受験をしたのであれば、合格したら「やりたいこと」をはじめてもいんだよ、というそそのかしでした。

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