学びラボは、子供たちに自分の生きる力を思い出させる場としてはじめました。
生きる力とは、「実現したい夢を持ち、考え、決めて、行動して、結果を手にする」ことです。具体的には、
①自分が好きなことを好きといえること。
②自分がやりたいと言ってはじめたことは、やりとげるか、きちんとやめることに責任を持つこと。
③お客さん、サービスされる側にいないこと。
④相手と話し合って、お互いに納得するよう調整すること。
⑤自分にできないことは、しっかり頼んで、ありがとうを伝えること。
学びラボ ロボット教室は、学びラボの様々な取り組みの中のロボット分野の教室です。
教材は、ヒューマンアカデミー株式会社より提供いただいています。
すべてのロボットは、古田貴之先生が総監修されています。
※古田貴之先生:千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長。福島第一原発に投入されたロボット開発など多くのプロジェクトを手がける。https://www.furo.org/
ロボット教室では、ロボット作りとプログラミングを行います。
ロボット作りも、プログラミングも、どちらも「実現したい夢を持ち、考え、決めて、行動して、結果を手にする」ものです。
ロボット教室では、ロボットの形からプログラミングを考え、プログラミングの通りにロボットが動くか確認できるので、考えることと目の前で起こること(=結果)を繰り返していけます。
だから大変ですし、だからおもしろいし、だから実感をともなってわかりやすいのです。
ロボティクスプロフェッサー・コースで作るロボットの各年ごとの特徴
●1年目は、ロボットやプログラミングについてできるだけ多く体験する。1つのロボットの動きに、複数のプログラミングの方法があることを知る。
●2年目は、プログラムやロボットの動きを見ながら、ロボットがわかる順でプログラミングすることを学ぶ。フローチャートのステップを意識する。
●3年目は、例えば人が歩く動きを順を追って分解し、ロボットにその通りの動きをさせるよう、ロボットとプログラムを作る。最後に、それを簡単操作できるようにまとめていく。
『学びラボ ロボット教室』授業運営ポリシー
1.「正解を教えてもらって、ちゃんと動いて終わり」ではなく、自分なりの答えを出す。
2.ロボットを動かしてプログラミングの結果を確かめながら、完成を目指す。
3.失敗を経験しよう。ケガがなく、そこに学びがあったら、パーツが壊れても不問にする。
4.生徒自身で自分が使いやすい道具、片づけ方、テキスト理解の仕方を探す。
5.国語力向上を図る。(「目につく単語」だけを読まない、ごまかさない読み方トレーニング)
<<番外編>>
6.道具、工具の使い方を教え、自分なりの使い方を見つける。
7.壊れたパーツを修理する方法を教える。(他人ごとにしない)
8.最も大事なポイントを指摘する。テキストの内容の優先順位を伝える。
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