「特殊な成功体験」の話
category : 勉強する 2020.8.27
「特殊な成功体験」の話
「人間は、インパクトと繰り返しで、信念を固める」と言されています。「信念を固める」とは、考え方や行動を身につけることです。
今回のコラムの例でいえば、「小学校低学年時の成功体験(そのページを見ただけで答えがわかった)」「黙っていても、助けてもらえた」「普段授業中にスマホを見ていても何も言われない」「『できてる』と言えば、自分が理解していないのを知られない」などです。
周りの人から見たら、「そんなあほな」と思うことですが、本人は「これまでも、これからも、それでうまくいく」と信じているから困ったことです。
論破して強制して何かをやらせるのは簡単です。表向きは「おかしな信念」を見えなくしますが、その思いは強固になります。もしくは、それが新しい「おかしな信念」(例えば、自分が何を考えていても、強制的にやらされるもの。そうしたら、相手は静かになる)になります。それではこれまでの学校などの教育と同じです。
学びラボでは、「やりたいことをやる」をスタート地点に置いて、「自分から」「自分のスタイルで」進んでいってほしいと思っているので、ここまで書いたような、まだるっこしいことを考えて、生徒のみんなに接しています。となると、「簡単にごまかせた」と解釈する人も出てきます。困ったことです。本当に「もったいない」です。
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