「学校では何を教科にしたらいいのか?」を考えてみた。
大きく分けて3種類ある。義務教育の学校では、どこまでやったらいいのだろうか?
①基本教科:生活の上で必須のもの。点数化して競争できるもの。西欧で教科になっているもの。②、③のために必要なので、関連付けて能力を上げる。
②生きるための必須技術:技術。知識と実行力。視点と考え方。最低限のレベル以上を習得させる。
③人生を豊かにする:自分がやる or 見る。楽しむためのもの。初心者のレベルなら誰でもできるが、技術を習得しようとすると専門教育が必要。点数で評価できる。
④区分不明:価値観を教えることはできるか?個人の価値観を尊重することが前提なのに、ある価値観を”正しいもの”として教えていいのか?
これを今の教科を割り当てる。
①基本教科:国語、外国語(英語)、数学、理科、社会
②生きるための必須技術:技術、家庭
(追加したほうが良いもの:
・武術(護身術)
・サバイバル術(災害時の行動、キャンプ術、登山と水泳)
・保健・生活術(救護法、社会のセーフティネット利用法、確定申告、働くこと・研究すること、マイノリティとマジョリティ、社会的弱者になること)
・コミュニケーション術(自己肯定、自己主張と他者尊重、自立)
・目標達成術(”自分の”目標を自分で選んで決め、達成するまで行動する)
・OA(AI、プログラミング、スマホ、パソコン、ロボット、ドローンなど))
③人生を豊かにする:音楽、書道、美術、体育(競技)
(追加したほうが良いもの:動画、ゲーム、読書、ダンス)
④区分不明:道徳
『「正しいこと」を教える教育』から、『自分で問いを立て、自力で答えを見つける力をつけさせる教育』へ。
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